ちひろ美術館

ちひろ美術館 東京

  • アート
  • 石神井
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タイムアウトレビュー

新青梅街道近くの住宅街にある、絵本作家いわさきちひろの作家の旧居跡に建てられた美術館。いわさきの肉筆画や絵本作品、再現されたアトリエを展示しているほか、国内外の絵本作家を紹介する企画展を開催している。

世界で初めての絵本専門美術館として1977年にオープンした同館のコレクションは、長野県安曇野にある「安曇野ちひろ美術館」と合わせて1万7000点以上にもなり、世界でも最大規模を誇っている。展示室へは未就学児童でも連れて入れるほか、絵本を読めるカフェスペースもあり、親子で訪れる人も多い。内藤廣の手になる建築もまた魅力的で、定期的に『たてもの探検ツアー』なども開催されている。

詳細

住所
東京都練馬区下石神井4-7-2
Tokyo
アクセス
西武新宿線『上井草』駅 徒歩7分
営業時間
10〜17時(入館は閉館30分前まで)/定休日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

こどものみなさまへ みんな なかまよ

練馬区の「ちひろ美術館 東京」で、いわさきちひろ(1918~1974年)の「こどものみなさまへ みんな なかまよ」展が開催。インクルーシブデザインの手法を取り入れ、いわさきの絵を起点として、子どもから大人までともに平和を築いていくための手がかりを探す。 絵本など子どもの本を中心に画家として活躍したいわさき。生涯にわたって子どもや花を描き続け、現存する作品は約9600点ある。 「『みんな仲間よ』私は自分の心にいいきかせて、なつかしい、やさしい、人の心のふる里をさがします。絵本の中にそれがちゃんとしまってあるのです」と、絵本作りに重ねてこんな言葉を残している。いわさきの絵や言葉を通し、平和をつくるための秘密を探ってほしい。 ※10~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月1日/料金は1,200円、65歳以上900円、18歳・高校生以下無料
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