中国らしさが満載の、かわいらしく楽しい練り粉(ねりこ)人形の展覧会が日中友好会館美術館で開催。
小麦粉や米粉に顔料などを混ぜ粘土のようにして使う、高さ10〜20センチメートルのものが多いミニチュアサイズの練り粉人形は、衣装を下着から一枚ずつ作り、内から順に着せて制作されているものもあり、細部にわたる趣向が凝らされている。その芸術性は、中国の国家級無形文化遺産にもなっていることからも明らかだ。
唐代の日常風景を切り取ったものから、コインサイズの人形まで、総勢82セットを一堂に展示。練り粉人形から、中国の芸術や習俗をのぞいてみよう。