池尻大橋の「オーエフエス ギャラリー」で、結成20周年を迎えた「羊毛とおはな」の世界を表現する展示を開催する。絵と香りと音楽が並ぶ、五感で彼らの世界観を感じる場となっている。
羊毛とおはなは、2004年に結成されたボーカルの千葉はなとギターの市川和則のユニットだ。2015年に千葉が逝去し、その後も音楽活動を続けていた市川は、20周年となる2024年5月にトリビュートアルバム『まなざし』をリリースした。
会場では、羊毛とおはなを初期の頃から聴いていたアートディレクターの渡邉良重が、歌詞の一部を添えた11枚の絵を展示する。また、植物作家のViscum Flower Studioによる、長野県の植物を蒸留した香りも並ぶ。会期中はアコースティックトリオユニットのikireによるスペシャルライブや、羊毛とおはなミュージックビデオ観賞会も行う予定だ。
ファンだけでなく、まだ羊毛とおはなの歌を聞いたことがない人も、彼らの世界観に触れに行ってほしい。
※12〜20時/休館日は火・水曜/料金は無料