「ワタリウム美術館」で、東京の美術館で初となる雨宮庸介による個展が開催。同館を舞台に制作された最新VR作品を中心とし、25年前の最初期の作品を含め、代表作を一堂に体験できる。
最新作映像を体験できるVR作品では、VRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)をかぶって体験する。雨宮は、通常「ここではないどこか」へ行くためのHMDをあえて、「どこかではないここ」に再注目させるためのデバイスとして定義し直す。予定されている場面は、雨宮が話す・語りかける、窓ガラスに図説やイメージを絵の具で描く、歌や楽器やダンス的要素、エキストラ出演シーンなどだ。
また、毎週土曜日の17〜18時には、雨宮による「人生最終作のための公開練習」が行われる。雨宮のVR作品の総決算である本展を見逃さないでほしい。
※11〜19時/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,500円、大人ペア2,600円、学生(25歳以下)・高校生・70歳以上1,300円、小・中学生500円