現代美術家、横尾忠則の完全新作100点を一挙初公開する展覧会が「東京国立博物館 表慶館」で開催。画家活動における最大シリーズとなる。新作群のテーマは、横尾独自の解釈で再構築し描かれた「寒山拾得」の世界。
新型コロナウィルス感染症によって人との交流が途絶えたこの数年、横尾もまた寒山拾得のように俗世から離れたアトリエにこもり、創作活動に勤しみ新作群を完成させた。
さらに、2023年11月5日(日)まで本館特別1室で、中国と日本で描かれた「寒山拾得図」(同館所蔵)を集めた特集「東京国立博物館の寒山拾得図―伝説の風狂僧への憧れ―」も開催される。 時空を超えためくるめく精神世界への旅へと誘われてみては。