横浜市民ギャラリー
PHOTO:UESUGI Akira
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横浜市民ギャラリー

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タイムアウトレビュー

1964年に開設した「横浜市民ギャラリー」は、日本で最初に「市民ギャラリー」を冠した施設と言われ、市民の美術団体を対象とした展示室の貸出しと、企画展や講座などの主催事業を主軸とし、横浜の芸術文化の発展の一端を担っている。

主催事業では、開館の年から行われてきた現代美術を紹介する「今日の作家展」の理念を継承する「新・今日の作家展」、収蔵作品をテーマに沿って紹介する「コレクション展」、1965年から続く子どもの作品を無審査で全点展示する「横浜市こどもの美術展」の3つの展覧会がある。

そのほかに、専門的な創作活動やレクチャーを楽しめる「大人のためのアトリエ講座」、造形を中心とし、自立につながる体験ができる子ども向け講座「ハマキッズ・アートクラブ」などを実施している。

また、企画や運営に参加するボランティアやインターンシップ制度、地域との連携事業、35歳以下の若手芸術家支援事業など、多様な年代の人が幅広い関わりを持てる事業・活動を展開する。

詳細

住所
横浜市西区宮崎町26-1
Tokyo
アクセス
JR・市営地下鉄『桜木町』駅 徒歩10分/京急『日ノ出町』駅 徒歩8分
営業時間
10〜18時/休館日は第3月曜

開催中

新・今日の作家展 あなたの中のわたし

「横浜市民ギャラリー」で、幅広い世代の作家による同時代の表現を多角的に取り上げ、現代美術やその背景にあるものを考察する「新・今日の作家展2024 あなたの中のわたし」が開催。「あなたの中のわたし」がテーマの本展では、2人の若手アーティスト、スクリプカリウ落合安奈と布施琳太郎の新作を交えた展示を行う。 日本とルーマニアにルーツを持つ落合は、「土地と人との結びつき」をテーマに、インスタレーション・写真・映像を制作する。2022年に約1年間ルーマニアに滞在した経験をもとに、2023年から写真を中心とする作品『ひ か り の う つ わ』を発表している。 布施はスマートフォン発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、映像作品やウェブサイト、キュレーションやイベントの企画など、多様な方面で活動を行う。 彼らの作品を通じ、自己と他者やその関係性、また、それらが成す社会について観想してみては。 ※10〜18時(入場は閉館の30分前まで)/入場は無料

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