草間彌生ファン待望、初披露の作品が拝める展示が、早稲田の「草間彌生美術館」で開催。草間の作品は、反復の制作原理や、鏡の反射と光の明滅などを使った独創的な表現が、観るものを魅了する。本展では、創作を始めた当初からテーマにしている「自己消滅」の作品表現に加え、作品にあるサイデリック性に着目する。
注目は初公開となる、1960年代後半にニューヨークの個展で発表した、六角形のミラールームのシリーズ最新作。また、「ハプニング」などの記録動画を用いた映画や関連資料も紹介し、草間の軌跡を振り返る。
そのほか、活動初期のドローイングをはじめ、帰国後に描いた鮮やかな色彩のアクリル絵画や大型の立体作品、ブラックライトを使ったインスタレーションなども展示。チケットは完全予約制で、公式ウェブサイトのみの販売となる。草間ワールドに心酔しよう。