キューバ人の気鋭アーティスト、マベルポブレットによる国内初個展が、銀座「シャネル・ネクサス・ホール」で開催。ポブレットは、写真やミクストメディア、ビデオアート、キネティックアート、パフォーマンスアートなど、多彩な手法を使う若手アーティストだ。
本展では、自身のテーマでもある「水」と「海」にまつわる作品を中心に、ピラミッド型の折り紙で構成された「My Autumn」、移民をテーマにした「Homeland」、旅先で撮影した写真のイメージを断片化し、再構成した「Travel Diary」など、新作34点が展示される。
フィデルカストロ政権下のキューバで育った若い世代のアイデンティティや、ポブレットの経験をもとに生み出されたアートは、世界中に語りかけるような躍動感にあふれている。