翻訳できない わたしの言葉
画像提供:東京都現代美術館

翻訳できない わたしの言葉

  • アート
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タイムアウトレビュー

清澄白河の「東京都現代美術館」で開催される「翻訳できない わたしの言葉」は、鑑賞者一人一人が、自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思う機会を提示したい、という意図から企画された。

国内外で活動する5人の作家が参加。第一言語ではない言葉の発音がうまくできない様子を表現したユニ・ホン・シャープ(Yuni Hong Charpe)や、音声言語と視覚言語を用いた複数言語の「ゆらぎ」をテーマに作品を生み出すダンサー・パフォーマーの南雲麻衣、現代におけるアイヌの存在を個人の観点から探求するマユンキキらが、それぞれ映像インスタレーションを展示する。

また、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の確定診断を受けた後も、ダンスパフォーマーとして活動し続ける新井英夫は、鑑賞者が内なる体の声に耳を澄まし、尊重し合うような身体表現のワークを体験できる空間を展開。映像インスタレーション作品を通して、コミュニケーションの本質とは何かを考えるきっかけを鑑賞者へ投げかける金仁淑(KIM Insook)の作品も必見だ。

詳細

イベントのウェブサイト
www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mywords/
住所
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