1. 歸空庵コレクションによる 洋風画という風 ―近世絵画に根づいたエキゾチズム―
    画像提供:板橋区立美術館司馬江漢《西洋風景人物図屏風》歸空庵コレクション
  2. 歸空庵コレクションによる洋風画という風 ー近世絵画に根づいたエキゾチズムー
    画像提供:板橋区立美術館安田田騏《象のいる異国風景図》歸空庵コレクション
  3. 歸空庵コレクションによる洋風画という風 ー近世絵画に根づいたエキゾチズムー
    画像提供:板橋区立美術館司馬江漢《学術論争図》歸空庵コレクション
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歸空庵コレクションによる洋風画という風 ー近世絵画に根づいたエキゾチズムー

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タイムアウトレビュー

江戸時代中期に描かれた「秋田蘭画」や、司馬江漢(しば・こうかん)らの絵画の名品で知られる「歸空庵(きくうあん)コレクション」。本展は、1990年から「板橋区立美術館」が寄託を受けている中から選りすぐった作品群と、新たに寄託された作品を紹介する、実に20年ぶりとなるコレクション展だ。

洋風画とは、明治時代に油彩画が本格的に輸入される前、桃山〜江戸時代に日本国内で描かれた西洋風の絵画のこと。キリスト教の布教に用いるために持ち込まれた「聖画」や、江戸中期の中国人画家による写生画の流行、オランダからの洋書や銅版画の流入によって、油彩画などの研究が進んだ。

近世の絵画に新鮮な風を送り込み、これまでにない表現を切り開いた洋風画。貴重な個人コレクションを通してその知られざる魅力に迫る、見応えたっぷりの展覧会である。

※9時30分~17時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜/入場無料

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