19世紀後半、かつて「太陽の沈まない帝国」とも呼ばれた、イギリス・ヴィクトリア時代。この繁栄期に、64年もの長きにわたって王位にあったのが、ヴィクトリア女王である。
虎ノ門の「大倉集古館」で開催される本展は、ヴィクトリア女王が治世した時代の英国王室にまつわる宝飾品をはじめ、当時台頭してきた資本家層など多くの人々を魅了した、ヨーロッパのアンティークジュエリーを中心に展示。併せて、英国上流階級のライフスタイルを彩ったドレスやレース、銀食器など、華やかで優雅な世界を紹介する。
本展はこれらのコレクションで知られる、那須高原「穐葉アンティークジュウリー美術館」が、特別協力。時代をへても色あせない品々に、誰もがきっと魅了されるだろう。