アメリカやドイツで活躍した画家の平松輝子、二紀和太留が発案した私立美術館。谷保駅からも国立駅からも20分ほど歩く閑静な住宅街の中にあるが、2023年で24年目となる歴史あるミュージアムだ。
年7回程の特別展やイベントを開催しており、展示内容は絵画、陶芸、服飾デザイン、音楽、ダンスなど展示内容は幅広い。平松と二紀は、日本の前衛美術の先駆者といわれた坂田一男の弟子であり、同館は彼の前衛精神を引き継ぐ活動でもある。
鉄筋コンクリート造りの2階建てで、天井高は4.4メートルと解放感がある。絵画は最大1000号まで展示できるというのだから驚きだ。その広いスペースを使った大作の展示も多いという。
過去にはアイスランドやスペイン、ベルギー、スウェーデンの作家らとの国際展覧会も実施。コロナ禍で保留になっていた海外アーティストによる展示も、今後再開するそうだ。
開館日、展覧会予定は公式ウェブサイトで確認してほしい。