所沢の「角川武蔵野ミュージアム」で、古代エジプト文明と若きツタンカーメンの人生をテーマに、世界的にも貴重な「超複製品(スーパーレプリカ)」と、高精細デジタルデータによる映像に没入する、体験型の展覧会が開催中だ。
会場内の大空間には幅40メートル・高さ4.5メートルの巨大スクリーンが置かれ、神々の誕生や荘厳な神殿、王墓の映像など、現地で撮った3Dスキャンデータを編集して制作された、大迫力のプロジェクションマッピングを展開。また、エジプトから門外不出となったツタンカーメンの黄金マスクや玉座、副葬品が多数展示され、目の前でじっくりと観察できる。
古代エジプトの神々と死生観、ミイラ、象形文字「ヒエログリフ」の読み方を解説するほか、NFTカードやAR、メタバースなどのデジタルコンテンツと連動した企画も実施される。大人から子どもまで、さまざまに楽しめそうだ。