ビルの建て替えに伴い長期休館に入る「出光美術館」で、日本とトルコ共和国の外交関係樹立100周年を記念した展覧会が開催。イスタンブールの「トプカプ宮殿博物館」に所蔵される至宝、「トルコ・イスラーム美術博物館」の名品、さらには同美術館所蔵の中国・日本陶磁やトルコ陶器の数々を紹介する。
今回、合計46点の作品がトルコから来日。そのうちトプカプ宮殿博物館の36点、トルコ・イスラーム美術博物館の7点全ては日本初公開だ。宝石がちりばめられた装飾品や器をはじめ、宮殿を華やかに彩った宝物、中国や日本から伝わった龍泉窯青磁(りゅうせんようせいじ)や景徳鎮青花(けいとくちんせいか)など、オスマン帝国のスルタンや宮廷の人々に重宝されてきた東洋陶磁が並ぶ。
なお、2024年11月2日(土)~8日(金)は、学生の入場が無料となる。休館前のラストを飾る、特別な本展を見逃さないでほしい。
※10~17時(金曜は19時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,200円、学生800円、保護者同伴の上中学生以下無料