1. 百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉
    重要文化財 百草蒔絵薬箪笥および内容品 飯塚桃葉作 日本・江戸時代 明和8年(1771) 根津美術館蔵
  2. 百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉
    重要文化財 百草蒔絵薬箪笥蓋裏(部分) 飯塚桃葉作 日本・江戸時代 明和8年(1771) 根津美術館蔵
  3. 百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉
    衆芳画譜 薬草第二 日本・江戸時代 18世紀 高松松平家歴史資料(香川県立ミュージアム保管)

百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉

  • アート
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タイムアウトレビュー

「根津美術館」で、2024年新たに国の重要文化財に指定された「百草蒔絵薬箪笥」(ひゃくそうまきえくすりたんす)に焦点を当てた展示を開催。蒔絵(まきえ)史や薬学史など、さまざまな観点から貴重な作例である本作の全容を紹介する。

江戸時代中期から後期に活躍した蒔絵師の飯塚桃葉(いいづか・とうよう、?~1790年)が制作し、贅を尽くした大名道具である百草蒔絵薬箪笥。ふたの裏には、100種の草や昆虫がその名称とともに精密な研出蒔絵(とぎだしまきえ)で表され、かつ、「銀製合子(ぎんせいごうす)」をはじめ数多くの充実した内容品も収められていた。

また、徳島藩主・蜂須賀家に伝来した本作の制作背景を、18世紀後半の博物学と美術の様相の中に探るとともに、飯塚の代表作もまとめて紹介する。めったに見られないこの機会を見逃さないでほしい。

なお、チケットはオンライン日時指定予約制だ。

※10~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金はオンライン予約1,500円、学生1,200円、中学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
住所
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