1. 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
    画像提供:菊池寛実記念 智美術館 八木一夫 《白い箱OPEN OPEN》 1971年 京都国立近代美術館
  2. 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
    画像提供:菊池寛実記念 智美術館 山田光 《二つの口の壺》 1952年 岐阜県現代陶芸美術館
  3. 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
    画像提供:菊池寛実記念 智美術館 藤本能道 《日蝕》 1957年 京都市立芸術大学芸術資料館
  4. 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
    画像提供:菊池寛実記念 智美術館林康夫 《ホットケーキ》 1971年 和歌山県立近代美術館

走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代

  • アート
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タイムアウトレビュー

「走泥社(そうでいしゃ)」は、1948年に京都で結成され、50年にわたって活動した前衛陶芸家集団だ。伝統的な陶芸にとらわれず、実用性を伴わない「オブジェ焼」と呼ばれる作風で、戦後日本の陶芸界で中心的な役割を果たした。

1998年に解散してから本格的に走泥社を検証する本展は、日本の陶芸界に特に大きな影響を与えた1973年までの前半25年間にフォーカス。当時の陶芸界に影響を与えたパブロ・ピカソやイサム・ノグチの作品画像や、同時期に同じ京都で前衛運動を展開した「四耕会(しこうかい)」などの動向も交え、前衛陶芸が生まれた時代全体を振り返る。

昨年、京都からスタートした巡回展も、岐阜・岡山を経て、今回の虎ノ門「菊池寛実記念 智美術館」が最後になる。現代陶芸を専門とする私設館ならではの趣ある空間での展示は、これまでに各地で展示を観た方にも、改めて足を運んでほしい機会だ。

詳細

イベントのウェブサイト
www.musee-tomo.or.jp/
住所
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