宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」についてフィーチャーした企画展示が「三鷹の森ジブリ美術館」で開催。手描きで描かれた絵の数々を紹介する。
7年もの歳月をかけて完成した今作。そのほとんどの描写が紙に鉛筆と絵の具で描かれたとあって、デジタル化が進むアニメーションの制作現場において希少な過程を経ていることが分かる。本展では、その手書きから生まれた絵を展示。紙と鉛筆で始まる手描きの豊かな表現と、描くことそのものの力を感じてほしいとの意図が込められている。
期間は、第1部「イメージボード編」（2023年11月18日（土）〜2024年5月予定）、第2部「レイアウト編」（2024年5〜11月予定）、第3部「背景美術編」（2024年11月～2025年5月予定）と3期にわたり展示を入れ替えて公開する。美術館は日時指定の予約制なので、出かける前の確認を忘れずに。
この機会に貴重な絵の世界を堪能しに出かけてみては。