江東区にある「Gallery A4」は、「社会のダイバーシティを考える」シリーズとして点字に着目した展示を開催。小さな6つの点の組み合わせで、英語や数字、楽譜なども表現できる点字の世界をのぞく。
会場では、点字の基本的知識や点字を作る日本点字図書館の活動のほか、点字器の体験コーナーなどを紹介する。注目は、10歳ごろで失明した全盲の美術家・光島貴之による滞在制作だ。作品に触り、作家がとらえた街の質感を感じてみてほしい。
暮らしを支えるだけでなく、本の中の想像の世界や家の外に広がる世界へと導く点字に触れることで、社会のさまざまな見え方を楽しんでみては。
※10〜18時(土曜・10月24日は17時まで、10月2日は20時30分まで)/休館日は日曜・祝日、8月10〜18日、10月5日/入場は無料