「世田谷美術館」で、驚異的な創造力を発揮し続ける横尾忠則による展示「横尾忠則 連画の河」が開催。150号を中心とする新作油彩画約60点に、関連作品やスケッチなども加え、88歳の横尾の現在を紹介する。
横尾は、郷里の川辺で同級生たちと撮った記念写真のイメージを起点に、2023年春から、「連歌」ならぬ「連画」制作を始めた。
水は横尾にとって重要なモチーフの一つ。多様なイメージが現れては消え、誰も見たことがないのになぜか懐かしくもある光景の下、生も死も等しく飲み込み、「連画の河」が流れる。
視力、聴力、腕力に脚力と、体のさまざまな能力が衰える中でも、横尾の反復は現在も淡々と続いている。その日その時の肉体からしか生まれてこない色、筆触、形が、大きな画面に躍り、流れ、変化する。
王道を行く「絵画」ならではの快感を、全身で味わってほしい。
※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(4月28日、5月5日は開館)、5月7日/料金は1,400円、65歳以上1,200円、学生800円、中・小学生500円、未就学児無料