東京で最も多く戦前からの長屋が残る墨田区・京島エリアを舞台に、芸術祭「すみだ向島 EXPO」が開催。国内外や近隣在住の多様な背景を持つ総勢100組を超えるアーティストが、入り組んだ路地、個性的な商店や長屋などで作品制作・展示を行う。
2024年のテーマは「花」と「森」。明治時代頃からの由緒ある町自体を有機的な森と見立て、祝いやはじまりの象徴である花を添える。華道家でありアーティストの上野雄次をはじめ、オランダの現代美術を代表するアーティストの一人、ウェンデリン・ファン・オルデンボル(Wendelien van Oldenborgh)や美術家の西尾美也などが参加する。
ほかにも、ゲリラパフォーマンスやライブ、小説、音楽、建築、食などのイベントやワークショップなど、ユニークな形態の出展が予定されている。イベントの詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。
アートと下町探索を楽しむ秋を過ごしてみては。
※10〜18時/休館日は火〜木曜/料金は3,500円、墨田区民2,500円、学生2,000円、中学生以下無料(一部のイベントは別途料金・予約が必要)