泉太郎の初の大規模展覧会が「東京オペラシティアートギャラリー」で開催。泉は、絵画、彫刻、映像、パフォーマンスなど多彩なツールを用いて作られたインスタレーション作品を通して、社会や人々を取り巻く矛盾や環境に対して鋭く問いかけてくるアーティストだ。
国内外で活動しており、2017年にパレ・ド・トーキョー(パリ)、2020年にはティンゲリー美術館(バーゼル)にて大規模な個展を開催し成功を収めた。本展では古墳や陵墓、ストライキ、再野生化などに対する「思考のプロセス」をキーワードに、コスプレ、キャンプ、被葬のような「体験」と織り交ぜて表現された作品を展示する。大型展示も多く、泉の不可知に向き合う世界観にどっぷりと浸れるだろう。
新しい年の初めに、斬新な作品に触れて芸術的な刺激を受けてみては。