1. 青山悟 刺繡少年フォーエバー
    Photo: 宮島径 青山悟《東京の朝》2005年 ポリエステルに刺繍(コットン、ポリエステル糸)中尾浩治蔵 撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery
  2. 青山悟 刺繡少年フォーエバー
    Photo: 宮島径 青山悟《News from Nowhere (Labour day)》2019年 シルクスクリーンプリントに刺繍、ドローイング 個人蔵 撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery
  3. 青山悟 刺繡少年フォーエバー
    Photo: 宮島径 青山悟《N氏の吸い殻》2023年 ポリエステル・オーガンジーにミシン刺繍 作家蔵 撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery 
  4. 青山悟 刺繡少年フォーエバー
    Photo: 宮島径 青山悟《Map of The World (Dedicated to unknown Embroiderers)》2014年 ポリエステルにポリエステル糸と蓄光糸で刺繍 野村道子(ワイルドスミス美術館)蔵 撮影:宮島径 ©AOYAMA SATORU, Courtesy of Mizuma Art Gallery 

青山悟 刺繍少年フォーエバー

  • アート
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タイムアウトレビュー

目黒区出身の現代美術作家、青山悟の個展が「目黒区美術館」で開催。刺しゅうを用いて制作された、初期の作品から新作までを展示する。

一見絵画のように見える作品は、実は工業用ミシンを使って刺しゅうが施され、アートとなった。青山は、近代化以降の変容し続ける人間性や、労働の価値を問い続けている作風で知られている。かつては手仕事だった作業も機械を使って効率的になる一方、そこには現代社会における労働や資本主義の問題が示唆されているようだ。

50代である作家の展覧会名に「刺繍少年」のサブタイトルが付けられているところにも、ジェンダーやエイジズム(年齢差別)の課題が暗示されている。2024年6月2日(日)には、作家本人による自作の解説や実演を披露するアーティストトークが行われる。そのほか、作家と学芸員の対談イベントなども開催される。

ミシン針でつづられた壮大な物語を鑑賞しに出かけてみては。

※10~18時(入場は閉場の30分前まで)/休館日は月曜(4月29日、5月6日は開館、翌日休館) /料金は900円、65歳以上・学生700円、中学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
mmat.jp/exhibition/archive/2024/20240420-427.html
住所
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