「21_21 DESIGN SIGHT」で、現代イタリアを代表する建築家・デザイナーでアーティストのミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)の展示が開催。デ・ルッキの創作活動の一つである彫刻『ロッジア』シリーズの新作3点が日本初公開となる。
デ・ルッキは、ヨーロッパの家具デザインや多様な建築プロジェクトを実現させながら、20年以上にわたり、ドローイング、絵画、木彫のオブジェ・模型の制作に取り組んでいるイタリアの巨匠。制作活動は、建築形態の本質を追求する原動力となっている。
会場では、日本とイタリアの建築文化を融合させた木製3点、ブロンズ製3点の『ロッジア』が展示。本作は、日本の茶室を連想させると同時に、建物の内と外との間に連続的な空間を作り出そうと試みる、現代の先端建築を想起させる。
デ・ルッキの哲学が詰まった特別な空間へ足を運んでほしい。
※10〜19時(9月27・28日は22時まで)/休館日は火曜/入場は無料