商店街や美術館など、六本木の街全体を巻き込んで新しいアートの可能性を発信する「六本木アートナイト」が、2024年で13回目を迎える。 30組のアーティストによる現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど約40のプログラムを、よりグローバルに楽しめる夜型イベントだ。
今年は「都市とアートとミライのお祭り」をテーマに、昨年よりも会期を1日延長し、3日間開催。より幅広いコンテンツに出合えるだろう。
今回から、注目のアーティストを選出して展示する「RAN Picks」と、特定の国や地域のアーティストにフォーカスし、プログラムを披露する「RAN Focus」を新設した。
今回は台湾のビデオアートのパイオニアであるユェン・グァンミン(袁廣鳴)に加え、LGBTQをテーマとしたパフォーマンスなどを行うウォーターメロン・シスターズ(西瓜姉妹)らが参加する。
ほかにも、空中演技専門の吉田亜希による金魚をテーマにした現代サーカスパフォーマンスをはじめ、国際的に高い評価を得るアーティスト、田名網敬一の初の大規模回顧展など、多様なプログラムが楽しめる。
東京ミッドタウンや六本木ヒルズ、森美術館などエリア別で異なるテーマの企画があり、常に刺激的だ。 プログラムは無料で楽しむことができるが、一部の美術館企画展は有料。
詳しいプログラムやイベントのスケジュールは公式ウェブサイトからチェックしてほしい。
※時間はコンテンツにより異なる/入場は無料