ゲイカルチャーのアイコン的存在で、トムオブフィンランドの作家名で知られるトウコ・ヴァリオ・ラークソネンの日本初個展が、渋谷パルコのGALLERY Xで開催。
男性を主題に官能的なポージングや構図で描き、同性愛者のホモエロティックなイラストにおいて世界各国の芸術に影響を与えた、トムオブフィンランド。本展覧会では、1946年から1989年の間に制作された30作品を展示し、社会における同性愛者の寛容を促した「LGBTQのレジェンド」のキャリアを網羅し、その多彩な才能に注目する。
自らも同性愛者でありながら、性の解放を求めて社会と戦ってきた彼の作品を鑑賞し、LGBTQに関する現状の課題を意識してもらいたい。