アーティストのBIENがキュレーションを手がける展覧会が、渋谷パルコで開催。東京を拠点に活動するBIENをはじめ、自身の失読症の体験から文字や構造物の形を抽象化し、自身のための新しい言語を表現するロンドン在住のルーカス・デュプイ、世田谷にあるショップ兼アトリエ、Out of museumのオーナーでアーティストのコバヤシマコトの作品が楽しめる。
展覧会タイトルは、英語で「一つの時間軸や価値観で定義されない考古学」という意味だ。全てのモノには作られた意味や固有の文脈が存在するが、3人は本展を通じて、個々人の観点でモノの意味や文脈を切り離し、それぞれの価値観で再定義することを試みる。それぞれ全く異なるものを収集する、3人のアーティストの作品が織り成す物語を見届けよう。