2025年2月8日(土)に全館オープンを迎える「横浜美術館」で、「横浜」をキーワードにさまざまな人々を迎え入れたいという想いを込めた「おかえり、ヨコハマ」展が開催される。
見どころは、「多様性」という観点の下、これまであまり注目されてこなかった開港以前の横浜に暮らした人々、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人々などに改めてスポットライトを当てた、横浜にまつわる作品群。ローカルの歴史を深掘りすることで、おなじみの作品や横浜の歴史に新たな視点をもたらす。
また、ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)、ルネ・マグリット (René Magritte)や奈良美智など、近代美術の名作から現代美術の作品まで、同館コレクションが勢揃い。さらに、子どものために作品を選び、見やすいよう工夫して展示する「子どもの目でみるコーナー」が設けられ、親子で会話しながら鑑賞できる。
新しく生まれ変わった同館の作品空間を楽しんでほしい。
※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は木曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,800円、大学生1,500円、高校・中学生900円、小学生以下無料