「TOTOギャラリー・間」で、展覧会「大西麻貴+百田有希 / o+h展:⽣きた全体――A Living Whole」を開催。2023年の「日本建築学会賞」や「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」の日本館キュレーションなどで注目を集め続ける大西麻貴と百田有希のこれまでの仕事を、模型や言葉、インスタレーションなどで紹介する。
建築事務所を共同主宰する大西と百田は、公共建築から住宅、福祉施設まで幅広く手がける若手建築家だ。建築をつくることを、その建築を含む「生きた全体」を考えることだと捉え、多様な背景や特性を持つ人々の声や、その土地に伝わる物語にまで耳を傾ける。各存在のかけがえのなさを大切にし、寛容で多様な社会の理想形を、建築を介して示そうとしている。
本展を通して、そのまなざしと世界観を感じてほしい。
※11〜18時/休館日は月曜/入場は無料