「ナンヅカ アンダーグラウンド(NANZUKA UNDERGROUND)」で、ロサンゼルスを拠点に活動するクリス・ヨハンソン(Chris Johanson)の新作個展を開催。これまで、「ニューヨーク近代美術館」や「ロサンゼルス現代美術館」といった大規模な展覧会に参加してきたヨハンソンの日本初個展となる。
ヨハンソンは1990年代から、スケーター・サーフィン・グラフィティといったストリートカルチャーやフォークアートへの関心から制作活動を始めた。
会場では、リサイクルの布に描かれた、鮮やかな色彩の人や鳥の文様が折り重なる幻想的なペインティングや、スケートボードデッキの上に描かれた作品が空間を彩る。作品群は、原始・つながり・生命などの、根源的な命題に対する多様な問いかけを鑑賞者に想起させる。
また、2024年9月11日(水)〜10月12日(土)には、中目黒の「3110エヌゼット バイ エルディーエイチ キッチン(3110NZ by LDH kitchen)」で、ヨハンソンとそのパートナーであるヨハンナ・ジャクソン(Johanna Jackson)による二人展も同時開催。創作活動と生活との幸福な関係性を示すジャクソンによるポットやカップが、ヨハンソンのペインティグやドローイングと呼応する。
なお、2024年9月13日(金)18〜20時には、ヨハンソンも来日するオープニングレセプションが開催予定だ。
※11〜19時(13日は18〜20時)/休館日は月・火曜/入場は無料