1. 中川幸夫ガラス作品展
    中川幸夫ガラス作品 2002年 17.5×36.5×25.5cm
  2. 中川幸夫ガラス作品展
    中川幸夫ガラス作品 2002年 23.0×40.0×13.5cm
  3. 中川幸夫ガラス作品展
    中川幸夫ガラス作品 2002年 21.0×41.5×38.0cm
  4. 中川幸夫ガラス作品展
    中川幸夫ガラス作品 2002年 13.5×45.5×22.0cm
  • アート
  • ギャルリー東京ユマニテ, 京橋

中川幸夫ガラス作品展

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タイムアウトレビュー

京橋の現代アートギャラリー「ギャルリー東京ユマニテ」で、前衛いけばな作家の中川幸夫(1918〜2012年)によるガラス作品の展覧会を開催。本展では、2002年に山梨県の「富士川ガラス工房」で中川監修の下、ガラス作家の高橋禎彦が制作したガラス作品28点を展示する。

1941年から、華道家元の池坊に属していた中川は、戦後に作庭家の重森三玲(しげもり・みれい)の推薦により、世間の注目を集める。その後1951年に、白菜を丸ごと生けた作品『ブルース』について家元と争い、流派を去る。以降は流派に属さず、弟子も取らず、独自の表現を追求し続けた孤高の作家だ。

1973年の代表作『花坊主』では、900本の赤いカーネーションをガラス器に詰めて逆さに置き、白い和紙に真っ赤な花液がにじみ出る、伝統を覆す表現で高い評価を得た。中川にとってガラスは、花を生けるための器というよりも、等価の素材としてガラスと花が響き合う、いけばなの表現を追求したものだった。

中川のガラス作品に焦点を当てた、めったにないこの機会を見逃さないでほしい。

10時30分〜18時30分/休館日は日曜・祝日/料金は無料

詳細

イベントのウェブサイト
g-tokyohumanite.com/exhibitions/2024/0909.html
住所
ギャルリー東京ユマニテ
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル 1階
Tokyo
アクセス
東京メトロ銀座線『京橋』駅(出口2)徒歩2分

イベント詳細

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