オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン(Florentijn Hofman)の日本初個展が開催中だ。
近年「中ノ島ウェスト・ラバー・ダック2022」プロジェクトなどで、巨大な黄色いヒヨコが世界中の港に停泊するビジュアルを目にした人も多いかもしれない。ホフマンは、鑑賞者が感じる「心地よさ」を追求し、日常のありふれた物質をシンプルな知覚で捉えなおすことに重きを置いた表現活動をしている。
本展ではホフマンが好む「黄色」をベースに、形や大きさの違う動物をモチーフにした作品を展示。「黄色」は、「遊び心」「コミュニケーション」「聴覚の刺激」などといったポジティブさを連想させる。
子どもの頃のようなピュアな気持ちで、座ったり寝っ転がったり、自由で違う視点から世界を見るように楽しんでほしい。