光のアーティスト、クロード・モネ(Claude Monet、1840~1926年)の見た世界に没入する体感型デジタルアート劇場「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」が、「角川武蔵野ミュージアム」で開催。モネや印象派と関わるさまざまな作品が床や壁面360度に映し出されることで、アートと物語を全身で浴び、体感できるイマーシブ作品を上映する。
映像展示では、モネが人生で訪れた場所をなぞりながら、見た景色、家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを音楽とともに追体験できる。また、映像展示以外にも、印象派展の変遷や、制作のテーマ、手がけた「連作」の手法、そして影響を受けたジャポニスムに至るまでを解説する学びのエリアも登場する。
さらに、ジヴェルニーの「睡蓮の池」をしたスペースに太鼓橋を再現したフォトスポットも用意されている。
印象派が生まれた19世紀のフランスで、モネはどのように生き何を描きたかったのか、画家の網膜にはどんな光が投影されていたのか。光の世界に包まれながらモネの気持ちを感じてほしい。
※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は火曜(1月1・20・24日は休館、2月11日は開館)/料金は2,500円、学生2,000円、小学生1,300円、未就学児無料