埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」で、歌手・中島みゆきの活動をさまざまな角度から体験する展覧会が開催中だ。
1975年に「アザミ嬢のララバイ」でデビュー後、昭和・平成・令和と半世紀近くもの間、世代を超えて聴き継がれる数々の名曲をリリースしてきた中島みゆき。唯一無二のステージ「夜会」や、ラジオパーソナリティー、テレビ・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセーなどの執筆と幅広く活動し続けてきた。
本展では、彼女の活動を表現した巨大な「みゆきストリート」が登場。アナログレコード盤をイメージした空間のほか、数々のアーティストが参加し、彼女の楽曲だけで構成するコンサート「歌縁」や、歌詞で構成された「言葉の森」、楽曲をドラマや映画、広告に使ったクリエーターのコメントなどを展示する。
まさに、中島みゆきといる時代をともに巡って味わう展覧会だ。
※10~18時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は火曜(祝日の場合は開館) /料金は2,000円、中学・高校生1,200円、小学生1,000円、未就学児無料