ぬいぐるみ作家の片岡メリヤスによる新作個展が開催。新たに東五反田に居を構えたギャラリー「ボイルド(VOILLD)」で2年ぶり、5度目となる本展では「目」をテーマにした立体作品を約50点を展示する。
片岡はファブリックを用いたぬいぐるみ作品を中心に、おもちゃ、機械、陶器など多様な素材を組み合わせて制作。自らの作品を使った人形劇の演出、ドローイング、彫刻作品の制作、アーティストとのコラボレーションなど、国内外で精力的に活動している。
数年前、片岡はデッドストックのぬいぐるみのパーツを大量に譲り受けた。その中でも「目」からインスピレーションを受けたことにより制作を開始したという作品群は、世代とともに変化する私たち自身の興味や、ものに対する愛着の感情などに訴えかけてくるだろう。
作品に込められた思いを、間近で感じてみては。