花見小路にたたずむ「ライカ京都店」の2階にあるギャラリー。築100年の茶屋を改装したというだけあって街並みにすっかり溶け込み、暖簾(のれん)に描かれたライカのロゴがなければカメラ店とはわからないだろう。
店の中に入ると迎えてくれるのは、真っ赤な棚に並ぶ美術品のようなライカのカメラ。歴史ある町家の木の温かみとメタリックな質感のカメラとが調和して、独特の空間を作り出している。 2階のギャラリーにも古材が生かされ、落ち着いた心持ちで写真作品に向き合える。
これまで、ソール・ライターや木村伊兵衛、藤原新也など名フォトグラファーの写真展を開催してきた。