イギリス・ウェールズ出身のアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンス(Cerith Wyn Evans)の個展「L>espace)(...」が「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で開催されている。パリにある「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵作品を世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンで展開する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環だ。
エヴァンスは、ロンドンのセント・マーチンズ・スクール・オブ・アートとロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだ後、短編の実験映像作家として活動を開始。1990年代以降、写真的イメージや多くはネオンで示されるテ
東京の街並みが見渡せる高い天井のスペースにシャンデリアと映像で構成された作品や、ネオンの作品、ゆっくりと回転する赤松などが置かれた空間は、訪れる時間帯ごとに異なる表情を見せる。何度も足を運び、そのコンテクストを読み解いてみてほしい。