1. 大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展
    《船…形見の扇(別れ四題)(『令女界』第4巻第7号口絵原画)》1925年
  2. 大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展
    《『睡蓮の夢』箱原画》1924年
  3. 大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展
    《かっぱの子(『詩画集 花嫁人形』原画)》1935年
  4. 大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展
    《睡蓮の夢(『睡蓮の夢』原画)》1924年

大正・昭和のモダニスト 蕗谷虹児展

  • アート
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タイムアウトレビュー

「平塚市美術館」で、女性の憧れ「モダンガール」を描いた蕗谷虹児(ふきや・こうじ、1898〜1979年)の大回顧展が開催。晩年まで可憐な少女像を発表し、変わらぬ人気を博した蕗谷の画業を振り返る。

1930年代、少女雑誌の表紙や口絵に、流行のファッションに身を包み、強いまなざしを持つモダンな女性像を描いた蕗谷。その女性像は、近代的なライフスタイルに憧れる多くの女性たちの絶大な支持を得た。戦後は、童話や絵本の挿絵の仕事のほか、アニメーションにも取り組み、新たな境地を開拓している。

会場では、少女雑誌の表紙の原画、パリ留学時代の作品、挿絵やアニメーションの原画などの約450点が一堂に会する。仰向けの女性の横顔と、その唇にとまろうとする蝶を幻想的に描いた作品『胡蝶の夢』は、33年ぶりの公開となる。

「蕗谷ワールド」を心ゆくまで堪能してほしい。

※9時30分~17時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は800円、学生500円(土曜は高校生無料)、平塚市外在住65歳以上は640円、65歳以上の平塚市在住・中学生以下無料

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