「東京都写真美術館」で、日本を代表するメディアアーティストであり、絵本作家でもある岩井俊雄の展覧会が開催。岩井のメディアアートや絵本原画をはじめ、インスタレーション作品や、同美術館が収蔵する映像装置を紹介する。
岩井はパラパラマンガや19世紀の映像装置への関心、そして現代のテクノロジーを創作に取り入れたことで、独自のメディアアートを確立した。また、人気絵本『100かいだてのいえ』シリーズの作家としても知られている。
注目は、鏡の世界に入り込む立体作品『巨大かがみの100かいだてのいえ』や、メディアートの先駆的作品『時間層』シリーズの一挙公開だ。8月17日には岩井による「かがみの100かいだてのいえをつくろう!」のワークショップも行う。 (8月1日までに要申し込み)
子どもから大人まで楽しめる夏休みにぴったりの本展に違いない。
※10〜18時(木・金曜は20時まで、8月30日までの木・金曜は21時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は700円、学生560円、65歳以上・中学・高校生350円(8月30日までの木・金曜17〜21時は学生と中学・高校生無料)、小学生以下および都内在住・在学の中学生無料