1. I LOVE ART 18 パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい
    画像提供:ワタリウム美術館 アンディ・ウォーホル セルフポートレイト 1986
  2. I LOVE ART 18 パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい
    画像提供:ワタリウム美術館 さわひらき flown(展示風景) 2022  © Hiraki Sawa. Courtesy Parafin, London. Ota Fine Arts, Tokyo. Photo: Peter Mallet.
  3. I LOVE ART 18 パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい
    画像提供:ワタリウム美術館 キース・ヘリング 無題(部分)1983

I LOVE ART 18 パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい

  • アート
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タイムアウトレビュー

カモフラージュという言葉を「自身の存在を隠し、周囲に溶け込み、生きながらえるための生存本能」と定義すると、アートとは、完璧なカモフラージュのことかもしれない。そんなテーマから着想したコレクション展が、外苑前の「ワタリウム美術館」で行われている。

「日常にカモフラージュする」「自然にカモフラージュする」「記憶にカモフラージュする」「空間にカモフラージュする」の4章にわたり、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ナムジュン・パイク(Nam June Paik)、マン・レイ(Man Ray)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltansky)ら11人の作品に加えて、さわひらき、野口里佳、杉戸洋をゲストアーティストとして交え、約80点の作品を展示している。

また展示室内では、明治から昭和にかけて活動した哲学者の西田幾多郎と鈴木大拙、教育者の山本良吉による鼎談(ていだん)の音声「物になるということ」も聴ける。実は誰もが、意識せずともカモフラージュして生活しているのかもしれない――そんな思考を巡らせる鑑賞体験となるだろう。

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イベントのウェブサイト
www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202402/
住所
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