1. I died a hundred times
    I died a hundred times
  2. I died a hundred times
    I died a hundred times

I died a hundred times

  • アート
広告

タイムアウトレビュー

シンガポール出身のアーティスト、ザイ・クーニン(Zai Kuning)の個展が「オオタファインアーツ」で開催される。

1964年生まれのザイは、彫刻、インスタレーション、絵画、実験音楽、パフォーマンスなど多岐にわたる表現媒体で創作を続けている。生と死が深く影響し合うテーマに目を向け、東南アジアにおける海洋民族文化の衰退や森林の焼失、ミャンマー西部のイスラム少数民族であるロヒンギャ難民危機、中東のガザ情勢など世界的な社会問題を作品に映し出してきた。

日本でも、2019年に参加した宮城県石巻市の「Reborn-Art Festival」で、東日本大震災に思いを寄せる作品などを制作した。

両親、そして盟友でもあるコントラバス奏者の齋藤徹が相次いで死去した2010年代後半からは、​​死についての考察をさらに深めている。

日本で8年ぶりとなる本展では、2023年に重度の糖尿病と診断されたことにより、自身の死についても向き合うこととなったアーティストの、さらに著しくテーマ性が表された作品を垣間見ることができるだろう。

11〜19時/休館日は日・月曜・祝日/入場は無料

詳細

広告
関連情報
関連情報