人工知能(AI)を使った革新的な芸術作品を生み出す、マシュー・ストーン(Matthew Stone)の日本初となる個展が、原宿の「ギャラリー コモン(Gallery COMMON)」で開催。ストーンは、デジタルアートを取り入れた挑戦的な作風が人気を呼んでいる。FKA Twigsのアルバム「Magdalene」のカバーを制作したほか、Appleやアパレルブランドの「Rick Owens」「Gentle Monster」とのコラボレーションも発表した。
本展では、アナログとデジタルの技法に加え、AIを使った画像処理を組み合わせた新作の絵画を展示。そのほか、アルゴリズムによって生成し、LEDディスプレー上に描き出す「再定義された絵画」や、東京の初個展を記念した限定版画も見逃せない。
AIを否定的に見るのではなく、人と人をつなぐツールとして楽観的に捉えたストーンの作品は、唯一無二の存在感を放つ。新たなアートの世界に足を踏み入れよう。