1. 海の人類史 パイオニアたちの100万年
    縄文人が本州から八丈島に持ち込んだ石製品 所蔵:八丈町教育員会海の人類史 パイオニアたちの100万年
  2. 海の人類史 パイオニアたちの100万年
    縄文人が伊豆諸島南部の島から運んだ貝製腕輪 ©東京大学総合研究博物館
  3. 海の人類史 パイオニアたちの100万年
    現代社会が目指す未来の船のモデルの1つ © 株式会社商船三井
  • アート

海の人類史 パイオニアたちの100万年

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タイムアウトレビュー

100万年にも及ぶ「海の人類史」に着目して、人類最古の渡海の歴史から革新的技術を用いた現代の海運業まで、人間と海との関係を見つめ直す展覧会が開催される。人類の海に対する挑戦史を、学問とアートを融合させた「インターメディアテク」独自の手法で展開するものだ。

祖先たちの海の開拓史を解き明かす第1部は、約100万年前に始まったと考えられる人類最古の渡海を紹介。その後、展示内容は約3万8000年前本格的な海洋航海をした「最初の日本列島人」に移行しながら、精巧な漁具を用いて巨大マグロさえも捕らえていた3000~2000年ほど前の縄文時代へとつながる。

第2部では、現代における最前線の海運業を展示。海上安全や環境保全の取り組みに加えて、帆船を発展させることで造る水素エネルギープラント構想など、船の設計に関する最新技術を披露する。

アカデミズムとアートの雰囲気が合わさった会場で、人類と海との深い歴史や関係性に思いを馳せてみては。

※11~18時(金・土曜は20時まで)/休館日は月曜(8月13・19日は開館)、9月2日9日/料金は無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.intermediatheque.jp
住所
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