1. 細川家の日本陶磁—河井寬次郎と茶道具コレクション—
    河井寬次郎「三彩車馭文煙草筒」大正11年(1922)
  2. 細川家の日本陶磁—河井寬次郎と茶道具コレクション—
    河井寬次郎「紫紅鉢」昭和5~6年(1930〜31)頃
  3. 細川家の日本陶磁—河井寬次郎と茶道具コレクション—
    八代焼「象嵌牡丹文茶碗」江戸時代(17世紀)
  4. 細川家の日本陶磁—河井寬次郎と茶道具コレクション—
    八代焼「白磁象嵌藤花文茶碗」江戸時代(19世紀)

細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―

  • アート
  • 永青文庫, 目白台
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タイムアウトレビュー

「永青文庫」で、「細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―」が開催。陶芸家・河井寬次郎(18901966年)の作品30点余りによって作風の変遷をたどるほか、日本の茶道具、熊本を代表する焼き物の「八代焼」に注目する。

熊本藩主であった細川家には、日本の陶磁作品が数多く伝えられている。特に、茶の湯を愛好した細川家の茶道具には、「唐物」をはじめとする外国の茶道具も、日本で焼かれた「和物」も残されていることから、その比較を通じて日本陶磁の広がりを垣間見られる。

今回、寬次郎の作品や八代焼は、約20年ぶりに大公開。大正から昭和にかけて活躍した寬次郎は、初期に中国の古陶磁を模範とした作品で注目され、後に「民藝運動」の中心人物となり、作風が大きく変化した。熊本藩の御用窯であった八代焼は、素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌(ぞうがん)技法が特徴だ。

早春は日本陶磁コレクションの多彩な魅力に触れてほしい。

※10時~16時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,000円、70歳以上800円、大学・高校生500円、中学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.eiseibunko.com
住所
永青文庫
東京都文京区目白台1-1-1
Tokyo
アクセス
JR『目白』駅「目白駅前バス停」から都営バス「白61 新宿駅西口」行きで「目白台三丁目」下車 徒歩5分/東京メトロ有楽町線『江戸川橋』駅(1a出口)徒歩15分

イベント詳細

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