1977年のデビューから45年を経てもなお、ポップカルチャーを象徴する作品で人気の漫画家、江口寿史。世田谷区南烏山の「世田谷文学館」では、彼が手がけてきた漫画作品にスポットを当てた企画展が行われる。
1980年代から現在に至るまで、その時代のファッションやカルチャーを取り入れながら、一目で彼の作品だと分かる「かわいい女の子」を描き、広告や雑誌、レコードジャケットなどを数多く手がけてきた江口。年代を問わずファンを増やし続け、昨今はイラストレーターのイメージも強いが、「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!! ひばりくん!」など、強烈なギャグマンガが絶大な人気を誇る漫画家でもある。
本展では、建物全体が江口の世界一色に彩られるほか、ライブドローイングやスケッチ、音楽ライブなど、多数のイベントも企画されている。ファンには見逃せない機会になりそうだ。