「日比谷公園」で、花と光にアートを組み合わせた大規模アートインスタレーションを通して、公園の新たな一面を届ける「Hibiya Art Park」が開催。大規模な公共空間で繰り広げられる新しいアート体験を提供する。
会期を2つに分け、2025年4月25日(金)〜5月11日(日)のパブリックアートを中心とした第1期「Transformed Composition -組み合わせと見立てで遊ぶ-」と、5月17日(土)〜25日(日)のパフォーミングアーツに焦点を当てた第2期「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」で展開する。
第1期では、久保寛子、小金沢健人+西畠清順、ジャコモ・ザガネッリ(Giacomo Zaganelli)、宮崎啓太ら4組によるパブリックアートが登場。注目は、アーティストの小金沢と、プラントハンターの西畠清順による初のコラボレーション作品である、公園の中央に現れる巨大なジャングル。密度たっぷりの緑の中で、雨や光、煙などの現象により刻々と変化する異空間を全身で体感できる。
第2期では、観客を非日常へと誘う唯一無二の「劇場」を生み出してきた維新派作品の野外上映や、東京では16年ぶりの開催となる維新派名物の屋台村を体験できる空間が立ち上がる。
また、公募で集まった出演者が朝の公園を舞台に「人間ではない小さな生き物」を演じることに挑む上田久美子+miu+川村美紀子による参加型パフォーマンスや、チョウだけが知覚できる光の世界へと没入し、観客自身の体の輪郭が曖昧になっていく小泉明郎のVR作品など、体験型アートプログラムを連日開催する。
なお、第2期のプログラム詳細と料金については公式ウェブサイトを確認してほしい。「日比谷公園×現代アート×パフォーミングアーツ」の新たな空間を感じてみては。
※9~22時(第2期はプログラムにより異なる)/入場は無料(第2期はプログラムにより異なる)