没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―
画像提供:サントリー美術館
  • アート
  • サントリー美術館, 六本木

没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―

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タイムアウトレビュー

江戸を拠点に独自の風俗画を描いた絵師、英一蝶(はなぶさ・いっちょう・1652〜1724年)の没後300年を記念した企画展が、六本木の「サントリー美術館」で開催される。最新研究を踏まえた過去最大規模の大回顧展だ。

菱川師宣や岩佐又兵衛らに触発され、ユーモアあふれる戯画から、狩野派絵師としての高い技量をうかがわせる謹直な作品まで幅広く描いた一蝶の活動を、包括的に紹介する。特に注目したいのが、近年発見され、本邦初公開となる仏画「釈迦十六善神図」で、非常に精巧で美しい名品だ。また、「多賀朝湖(たがちょうこ)」と名乗っていた時代に描かれた「雑画帖」が、一蝶展で初めて三十六図全て展示される。

本展を通して、一流絵師としての一蝶の画業をたどりながら、俳諧師であり、吉原の遊郭で宴席を盛り上げる太鼓持ちでもあったユニークな人となりにも触れてほしい。

※10~18時(金曜は20時まで/入場は閉場の30分前まで)/休館日は火曜(11月5日は開館)/料金は前売り1,500円、学生800円、中学生以下無料/当日1,700円、学生1,000円、中学生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html
住所
サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3階
Tokyo
アクセス
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線『六本木』駅 直結/東京メトロ千代田線『乃木坂』駅(出口3)徒歩3分

イベント詳細

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