六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で、私たちの身の回りから宇宙までを見渡し、さまざまな「ゴミうんち」をテーマに扱うユニークな企画展が開催される。
いわゆる自然界においては、ほとんどのうんちやゴミが循環する仕組みだが、人間社会では大きな問題となっている。文化的にも、どこか見たくないものとして扱われる存在だ。ごみ捨て場や水洗トイレは、まるでブラックボックスのように、私たちが忘れるための装置としてすら機能してきたと言えるだろう。
本展では、ゴミやうんちを含む世界の循環を「pooploop」と捉えている。これまで人間がどこか目を背けてきてしまった存在を、すぐに燃やしたり流したりしてしまわず、もう一度向き合い考えるきっかけにしたい企画展だ。
※10〜19時(9月27・28日は22時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は火曜(2月11日は開館)/料金は1,400円、学生800円、高校生500円、中学生以下無料