2014年版の「キヤノンカレンダー」で写真作家にも選出された三重県出身の写真家・森武史の作品を常設展示しているギャラリー。本ギャラリーやワークショップもできるスペースは貸し出しも行っており、伊勢を拠点に活動するアーティストも応援する。
やはりこの土地でぜひ眺めたい森の作品は、神宮の森の姿を通じて、自然に対する「日本人のこころ」を原点に立ち返って見つめ直すことを訴えた「神宮の森~日本のこころ~」だ。神宮周辺の山々に広がる神聖な風景に引き込まれるのはもちろんのこと、この森で繰り返される生命の循環にも圧倒されることだろう。
また、訪れた際は回廊常設展として展示されている「外宮参道歴史写真展」も必見。モノクロ写真や映像で、1899年に開通した外宮参道の様子や人々の生活風景などを伝えている。