戦中戦後の国民服やもんぺの時代から、国際的に華々しい活躍を見せた日本人デザイナーの作品、日本の若者から発信されたKawaii文化まで、世界に誇る日本のファッション史をたどる初の大規模展が、日本博として国立新美術館で開催。
国内有数の服飾コレクションを有する島根県立石見美術館から1960年代の豪華絢爛な森英恵の『ホステス・ガウン「菊のパジャマ・ドレス」』などが取り寄せられるほか、神戸ファッション美術館の所蔵品に加え、日本を代表するデザイナーやブランド各社から貴重なコレクションが集う。
注目は、各時代を象徴するファッションキーワード。戦後から1950年代の「真知子巻き」や1970年代の「ユニ・セックス」、1980年代の「ボディコンスタイル」など、流行や社会現象と合わせてファッションの発展を知ることができる。ファッションの過去と未来を体感してほしい。