1. 特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-
    画像提供:大倉集古館《竹花樹鳥獣文ベッドカバー》(部分)、コロマンデール・コースト(インド)、18世紀後期-19世紀初期
  2. 特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-
    画像提供:大倉集古館《王宮儀礼用牛用掛布》グジャラート州(インド)、19世紀前期
  3. 特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-
    画像提供:大倉集古館《布地》ラジャスタン州サンガネール(インド)、19世紀前期
  4. 特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-
    画像提供:大倉集古館《倣カシミールショール》フランス、19世紀中期

特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織-世界にはばたいた布たち-

  • アート
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タイムアウトレビュー

日本では「更紗(さらさ)」の名前で知られ、着物や茶道具などで人気を集めるインド布。その歴史と魅力を紹介する特別展が、虎ノ門の「大倉集古館」で開催中だ。

展示されているのは、インド美術の研究と細密画や古染織品の収集で知られる日本画家の畠中光享のコレクション群。ヨーロッパに渡った豊かな色彩のエキゾチックな柄のパランポールをはじめ、1枚作るのに最低3年はかかるといわれるカシミールショール、インド国内の宮廷や寺院で使われた金銀糸織、今では技法さえわからないほどの複雑な絞り染めのターバンなど、貴重な品々が並ぶ。

17世紀以前、世界で唯一、赤や黄などの色で木綿を鮮やかに染める技術を持っていた国であるインド。今見ても繊細で美しく、エキゾチックなデザインの数々を通して、インド染織の幅広さと奥深さが楽しんでほしい。

詳細

イベントのウェブサイト
www.shukokan.org/exhibition/
住所
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